『THE TEAM』×『エンジニアリング組織論への招待』の著者がディスカッションするというイベントに参加してきました。
ディスカッションでの気になったワードなどをつらつらと綴ります。
Boardingの法則
自分はどこに属しているのか?
自分はどこに属しているのか、柔道団体、駅伝、野球、サッカー? 自分の環境は変化が激しいのかなど、事業と組織がリンクしていることが大事で、絶対に勝てる組織戦略は存在しない。
自分の常識を疑う
エンジニアはエンジニアのカルチャーがどこにでも適用できると思いがち。
自分の中での常識が異なっているときは論理的な話になりずらいので、違うチーム、違う文化を理解する必要がある。
Aimの法則
抽象と具体を行き来する能力。フォーカスを作れるというのは大事な能力。
我々は意義目標を立てることになれていない。意義目標を立てられないし、立ててもブレイクダウンして成果目標を自ら作れない。
意義目標を立てることは難しい、慣れていないのでやって練習していくしかない。
チームが自ら行動できるかどうかで意義目標を立てるかどうかの人材面の視点。
環境面では環境がどれくらい変わるのかどうかによって、意義目標を立てるかどうかを考えなければならない。
Decisionの法則
合議で決めるという習慣が組織を腐らせる。一番の問題は決まらないということ。
決められないマネージャーが多い。
決めるのが怖いから責任の所在をあいまいにするための合議があるのではないか。
早く決めることに価値があるという教育が必要である。たとえばファーストチェス理論のように考えること。
所感
さまざまな視点から本の内容を理解することができました。
この本のコンセプト好きです。
- チームや組織には絶対解があるのではなく、最適解がある
- 自分たちにあったチームづくりを
素晴らしイベントレポート
もっと詳しいイベントレポート読みたいという方は、以下の記事が素晴らしいいので見てみてください。
(全文書き起こしです…!)
THE TEAM 5つの法則 (NewsPicks Book)
- 作者: 麻野耕司
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2019/04/03
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング
- 作者: 広木大地
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2018/02/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (3件) を見る