用意したもの
- Raspberry Pi 3
Raspberry Pi 3 Model B V1.2 (日本製) 国内正規代理店品
- 出版社/メーカー: Raspberry Pi
- 発売日: 2016/02/29
- メディア: Tools & Hardware
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- MicroSD カード
8GB以上推奨。 Mac はSDカードスロットしかないので下記のようなアダプタも必要です。
東芝 microSD から SDカード への 変換アダプター TOSHIBA バルク品
- 出版社/メーカー: 東芝
- メディア: エレクトロニクス
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- MicroUSB充電器
アンペアとか推奨はあるのですが、家に転がっていた Android ケータイの充電で使っていたもので動きはします。 - USBキーボード
なんでもOK。 Raspberry Pi では英字配列として扱われます。 - USBマウス
こちらもなんでもOK。Bluetoothマウスも使えます。
Raspberry Pi 3 のセッティング
OS のダウンロードとインストール
OS の Raspbian を Download Raspbian for Raspberry Pi からダウンロードします。
私は DESKTOP を選択しました。
次は家に転がってた MicroSD をフォーマット。
$ diskutil list /dev/disk0 (internal, physical): #: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER 0: GUID_partition_scheme *251.0 GB disk0 1: EFI EFI 209.7 MB disk0s1 2: Apple_APFS Container disk1 190.8 GB disk0s2 3: Microsoft Basic Data BOOTCAMP 60.0 GB disk0s3 /dev/disk1 (synthesized): #: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER 0: APFS Container Scheme - +190.8 GB disk1 Physical Store disk0s2 1: APFS Volume Macintosh HD 145.0 GB disk1s1 2: APFS Volume Preboot 22.6 MB disk1s2 3: APFS Volume Recovery 506.6 MB disk1s3 4: APFS Volume VM 3.2 GB disk1s4 /dev/disk2 (internal, physical): #: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER 0: FDisk_partition_scheme *15.9 GB disk2 1: Windows_FAT_32 PHONE CARD 15.9 GB disk2s1
/dev/disk2
にマウントされているので、こいつをディスクユーティリティやターミナルからフォーマットします。
続いて、ダウンロードしておいた Raspbian をフォーマットした MicroSD に書き込みます。
$ diskutil unMountDisk /dev/disk2 $ sudo dd if=/path/to/2018-04-18-raspbian-stretch.img of=/dev/rdisk2 bs=1m
Ctrl + T
で書き込みの進捗を確認できます。
尚、 dd のオプションの詳細は以下のとおり。
- of=[file] : 標準出力の代わりに、ファイル file へ書き出す
rdisk にする理由は下記によくまとまっています。
https://www.junk-works.science/disk-and-rdisk/rdiskでアクセスした場合はバッファを通さずに読み書きができるので、いちいち4kBの細切れデータを扱う必要がありません。ddのようにランダムアクセスの発生しないものであれば大変都合がよく、大幅なスピードアップが望めるということです。
- bs=[bytes] : 一 度に bytes バイトずつ読み込みと書き出しをする
dd コマンドの bs の値の意味を詳しく教えてください。 - bs*count が... - Yahoo!知恵袋10GBのデータを dd するのに、bs=1024M count=10とすれば、最低でも1GB のメモリが必要になってしまいます。メモリが足りないとスワップするので、必ずしも bs が大きいほうが高速とは限らないわけです。
書き込みが完了したら MicroSD を Raspberry Pi 3 に入れ、キードード等々を接続して起動します。
起動して初期セットアップが完了すると下記のような画面になります。
Mac から ssh でつなぐ
ラズパイのコンソールから下記コマンドを実行します。
$ sudo rasps-config
表示される画面から Interfacing Options > SSH
をenable にします。
ラズパイのコンソールで ifconfig 等を実行し、プライベートIPを取得して、あとはそのIPへ ssh すると繋げるはずです。
デフォルトパスワード認証は危険なので、適宜公開鍵認証などに切り替えましょう。
おわり
とても簡単にセットアップができて、wifiからBluetoothもサクッとつながります。
躓くところも特になかったので遊ぶにはもってこいですね。
参考
こちらの記事を参考にセットアップしてみました。