『ɚ:』の音
舌をほぼ水平に上に持ち上げ(天井の寸前まで)、「ウー」と「アー」の中間の音を強く響かせる。
例)bird『bɚ':d』
この音はアメリが英語にとても多く出てくる音のようです。
『ɚ:』ができるようになると、自身の発音がいっきに英語らしい発音になるらしい!
さらに『r』の発音にも絡んでいるので大事な音。
英語耳より
ポイントは「口の中での共鳴の強さ」です。練習時は「ここまでするの?」というくらい、のどの奥を震わせることを意識するといいでしょう。
…中略…
『r』の発音は、この音を少し応用するだけで簡単に出せるようになります。
『ɚ』の音
『ɚ:』を短く発音した音。
短くするだけなので簡単かとおもいきや、いざ単語で発音するとy からのつなぎが難しいぞこれ。
例)your『júɚ』, pure『pjúɚ』, doctor『dɑ'ktɚ』
『ɑɚ』『ɔɚ』の音
『ɑɚ』は『ɑ』から『ɚ』を連続して発音する音。
大きく口を開けて『a』の音を出したまま、舌を持ち上げながら顎を閉じていく。
例)car『kɑ'ɚ』
『ɔɚ』は『ɔ』から『ɚ』を連続して発音する音。 例)for『f'ɔɚ』
どちらもなめらかに音を移行させるというのを心がける。
これはやってみると”大きな声”でやるとやりやすかった。
なれるまでは大きい声でやってみよう。
『ə』の音
力を抜いて口を少し開けて、「ア」とも「オ」とも「ウ」ともいえないような音を出すが、そこに母音があるのがわかればいいので軽めに発音すればどの音でも許されるらしい。
a i u e o のどの発音も『ə』になるというから驚き。
例)about『əba'ut』
さらに、発音しない場合も多いようだ。
例えば、 family『fæ'm(ə)li』はカッコされているように、 ə は発音しなくてもよい。
発音し内容が発音が楽なので、会話では発音しないケースが多いとのこと。
ə を発音しないと発音が楽、というのがまだ感じないぞ…。まだまだだ。
あいまい母音を含む、英語の長い単語を発音するコツ
英語耳より
- アクセントがある母音(音節)を強く発音する。
- アクセントが無い母音は弱く発音する。
- 弱く発音するためには、あいまい母音で発音する。
- 場合によっては、つづりにある母音を発音しないこともある。
英語はリズムで抑揚をつけることが大事だと再認識。
イギリス英語とアメリカ英語
『ɚ』は辞書によっては『ər』と表記するものもあるらしい。
イギリス英語とアメリカ英語の発音をまとめて併記する書き方のようだ。
アメリカ英語の場合は『ɚ』の発音なので、この記号を使っている。
いつもお世話になっていた 発音記号エディタ は、併記する記載方法だったので、今回は アメリカ英語(米語)の発音記号一覧表【スマホ対応音声付】 | 逆転英語ガイド から発音記号を使わせてもらった。
Youtubeで下記のように検索すると比較している動画がたくさんでてきておもしろいよ。